“つごう”の漢字の書き方と例文
語句割合
都合100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戦時だけ自分に都合つごうよき主義を唱えたとても、平生の行状がこれに伴わないものは、ただ一場の言い前に過ぎずとして採用されなかった。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
地に斃された人の数はこの時すでに十一を数えられて、そして残るところの新徴組は都合つごう四人。この四人はみな名うての者です。
いつめた渡り職人、仕事にはなれた土方、都合つごう次第で乞食になったり窃盗せっとうになったり強盗ごうとうになったり追剥おいはぎになったりする手合も折々おりおり来る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)