“駐在所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちうざいしよ28.6%
ちゅうざいしょ28.6%
ちゅうざい14.3%
ちゆうざいしよ14.3%
ステーシヨン14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『十八丁だすて、東光院まで。……この道をぐに行きますと、駐在所ちうざいしよがあつて、其處そこから北へ曲るんやさうだす。』
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
木のしょうはまるで違うが、花の趣が遠目とおめにはどこか百日紅さるすべりに似たところがある。その後も志下にはたびたびったが、駐在所ちゅうざいしょわきなどに栽植せられているのを見るようになって来た。
駐在所ちゅうざいにゃ届けといたか』
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
せた張飛ちやうひ眞鶴まなづる駐在所ちゆうざいしよ勤務きんむすることすでに七八ねん齋藤巡査さいとうじゆんさしようし、退隱たいゝん關羽くわんう鈴木巡査すゞきじゆんさといつてはら勤務きんむすることじつに九ねん以上いじやうであるといふことは、あとわかつたのである。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
各組合には、駐在所ステーシヨンを設け、中央部との交渉通信のために書記一名と、文庫の保管並出納のために司書一名とを置くの仕組なり。