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駐在所
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ちうざいしよ
ふりがな文庫
“
駐在所
(
ちうざいしよ
)” の例文
『十八丁だすて、東光院まで。……この道を
眞
(
ま
)
ツ
直
(
す
)
ぐに行きますと、
駐在所
(
ちうざいしよ
)
があつて、
其處
(
そこ
)
から北へ曲るんやさうだす。』
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「
駐在所
(
ちうざいしよ
)
來
(
き
)
たよ」
悉皆
(
みんな
)
の
中
(
なか
)
へ
首
(
くび
)
を
突
(
つ
)
き
入
(
い
)
れるやうにして
竊
(
そつ
)
と
語
(
かた
)
つた。
悉皆
(
みんな
)
は
頻
(
しき
)
りに
輸臝
(
かちまけ
)
にのみ
心
(
こゝろ
)
を
奪
(
うば
)
はれて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
被害者
(
ひがいしや
)
が
駐在所
(
ちうざいしよ
)
へ
驅
(
か
)
けつける
間
(
ま
)
に、
畑
(
はたけ
)
の
遠
(
とほ
)
くに
離
(
はな
)
れ/″\に
散
(
ち
)
らばつて
居
(
ゐ
)
る
百姓等
(
ひやくしやうら
)
は
悉
(
ことごと
)
く
其
(
そ
)
れを
知
(
し
)
つた。
被害者
(
ひがいしや
)
は
途次
(
みちみち
)
大聲
(
おほごゑ
)
を
出
(
だ
)
して
呶鳴
(
どな
)
つて
行
(
い
)
つたからである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
彼
(
かれ
)
は
畑
(
はたけ
)
へ
來
(
き
)
たなり
穗
(
ほ
)
は一
本
(
ぽん
)
も
伐
(
き
)
らないで
其
(
そ
)
の
儘
(
まゝ
)
駐在所
(
ちうざいしよ
)
へ
驅
(
か
)
けつけた。
巡査
(
じゆんさ
)
はそれでも
直
(
す
)
ぐに
官服
(
くわんぷく
)
を
着
(
き
)
て
被害者
(
ひがいしや
)
と一
緒
(
しよ
)
に
現場
(
げんぢやう
)
へ
來
(
き
)
て
見
(
み
)
て
伐
(
き
)
られた
穗
(
ほ
)
の
數
(
かず
)
を
改
(
あらた
)
めて
手帖
(
ててふ
)
へ
止
(
と
)
めた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“駐在所”の意味
《名詞》
派遣された人が駐在する場所。
警察署の下部組織として設置され、巡査が駐在し、受け持ちの地域の警備、事務処理などを行う。駐在。
(出典:Wiktionary)
“駐在所”の解説
駐在所(ちゅうざいしょ、en: Residential police box)は、警察、消防または海上保安庁の施設で、郊外や過疎地域・山間部・離島などに置かれ、それぞれ警察官、消防吏員、海上保安官が常駐する。
(出典:Wikipedia)
駐
常用漢字
中学
部首:⾺
15画
在
常用漢字
小5
部首:⼟
6画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“駐在”で始まる語句
駐在官
駐在巡査