“手帖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てちょう70.0%
ててふ10.0%
ノオト10.0%
ノート10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さい箱の上に、皺(しわ)くちゃになった札や銀貨を並べて、二人でそれを数えていた。男は小さい手帖(てちょう)に鉛筆をなめ、なめ何か書いていた。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
其(そ)の以前(いぜん)から勘次(かんじ)は秋(あき)になれば掛稻(かけいね)を盜(ぬす)むとかいふ蔭口(かげぐち)を利(き)かれて巡査(じゆんさ)の手帖(ててふ)にも載(の)つて居(ゐ)るのだといふやうなことがいはれて居(ゐ)たのであつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
そうして、朱の扉の端に片よせて、紅緒(べにお)をわがね、なし得る布施を包んだ手帖(ノオト)の引きほぐしに
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
すくなくても十人、多いときは二、三十人の人たちが、みんな熱心に書籍の中へ書入れたり、手帖(ノート)へうつされたりしていました。
大塚楠緒子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)