“ててふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
手帖100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以前いぜんから勘次かんじあきになれば掛稻かけいねぬすむとかいふ蔭口かげぐちかれて巡査じゆんさ手帖ててふにもつてるのだといふやうなことがいはれてたのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
くらゐのものらしいやうでしたな、案外あんぐわいすくなかつたんですな」巡査じゆんさ手帖ててふ反覆くりかへしながらいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かれはたけたなりは一ぽんらないでまゝ駐在所ちうざいしよけつけた。巡査じゆんさはそれでもぐに官服くわんぷく被害者ひがいしやと一しよ現場げんぢやうられたかずあらためて手帖ててふめた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)