“官服”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くわんぷく50.0%
ふく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれはたけたなりは一ぽんらないでまゝ駐在所ちうざいしよけつけた。巡査じゆんさはそれでもぐに官服くわんぷく被害者ひがいしやと一しよ現場げんぢやうられたかずあらためて手帖ててふめた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
官服ふくはもちろん懐中の金も一文も盗まれてはいなかった。そして屍骸の死に顔には「おどろき」の表情はあったけれども「無念」の表情は少しもない。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)