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官
ふりがな文庫
“官”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かみ
30.3%
くわん
24.2%
かん
15.2%
つかさ
12.1%
カミ
9.1%
おかみ
6.1%
クワン
3.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かみ
(逆引き)
「おのれ、そこの御高札を見ぬか、いや、辻々の掲示はもちろん、あれほど、厳しゅう
官
(
かみ
)
より
布令
(
ふれ
)
てある念仏
停止
(
ちょうじ
)
のことを知らぬのか」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
官(かみ)の例文をもっと
(10作品)
見る
くわん
(逆引き)
自分は其中で専門学科の
沿革
(
えんかく
)
と進歩とを見るに最も便利な年報二三種を残して置いて、跡は
悉
(
ことごと
)
く
官
(
くわん
)
の学校に寄附してしまつた。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
官(くわん)の例文をもっと
(8作品)
見る
かん
(逆引き)
官
(
かん
)
からも役人が出張し、厳重に小屋を吟味した。しかしお染はいなかった。誘拐したという証拠もない。どうすることも出来なかった。
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
官(かん)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
つかさ
(逆引き)
ば
大来目主
(
おほくめぬし
)
と、
負
(
お
)
ひ持ちて仕へし
官
(
つかさ
)
、海行かば
水漬
(
みづ
)
く
屍
(
かばね
)
、山ゆかば草むす屍、おほきみの
辺
(
へ
)
にこそ死なめ、
顧
(
かへり
)
みはせじと
言立
(
ことだ
)
て
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
官(つかさ)の例文をもっと
(4作品)
見る
カミ
(逆引き)
表向きは、かうした色の禁令が、次第に行きわたつて來たけれど、家の女部屋までは、
官
(
カミ
)
の目も屆くはずはなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
官(カミ)の例文をもっと
(3作品)
見る
おかみ
(逆引き)
「織江と申す女この二階に、監禁されて責め
折檻
(
せっかん
)
、憐れと覚し召し、
官
(
おかみ
)
へお知らせ、なにとぞお助けくださりませ」
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
官(おかみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
クワン
(逆引き)
所謂「
官
(
クワン
)
の
人
(
ヒト
)
」である為には、自分の奉仕する神社の経済状態を知らない様では、実際曠職と言はねばならぬ。
神道の史的価値
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
官(クワン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“官(
官吏
)”の解説
官吏(かんり)とは、公法上の任命行為に基づいて任命され、国家機関(官公庁や軍など)に勤務する者を指す。「官人胥吏」の合成語。
各国の官吏については官僚の項目も参照のこと。
ただし日本では官吏かどうかを区別せず「官」と呼ぶ慣用例も見られる(教官、試験官など)。
(出典:Wikipedia)
官
常用漢字
小4
部首:⼧
8画
“官”を含む語句
官人
審判官
判官
士官
太政官符
官吏
女官
神官
冥官
官位
官員
法官
官衙
太政官
警官
代官
大官大寺
仕官
下士官
官軍
...
“官”のふりがなが多い著者
釈迢空
尾崎紅葉
司馬遷
三遊亭円朝
国木田独歩
国枝史郎
アントン・チェーホフ
折口信夫
吉川英治
斎藤茂吉