“沿革”の読み方と例文
読み方割合
えんかく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分は其中で専門学科の沿革えんかくと進歩とを見るに最も便利な年報二三種を残して置いて、跡はことごとくわんの学校に寄附してしまつた。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
四六ばんから四六ばいの雑誌にうつまでには大分だいぶ沿革えんかくが有るのですが、今はく覚えません、印刷所いんさつじよ飯田町いひだまち中坂なかさか同益社どうえきしやふのにへて
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
最後の巻、即ち十七世紀の中頃から維新の変に至るまでの沿革えんかくは、今なお述作中にかかる未成品みせいひんに過ぎなかった。