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沿革
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えんかく
ふりがな文庫
“
沿革
(
えんかく
)” の例文
自分は其中で専門学科の
沿革
(
えんかく
)
と進歩とを見るに最も便利な年報二三種を残して置いて、跡は
悉
(
ことごと
)
く
官
(
くわん
)
の学校に寄附してしまつた。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
四六
版
(
ばん
)
から四六
倍
(
ばい
)
の雑誌に
移
(
うつ
)
る
迄
(
まで
)
には
大分
(
だいぶ
)
沿革
(
えんかく
)
が有るのですが、今は
能
(
よ
)
く覚えません、
印刷所
(
いんさつじよ
)
も
飯田町
(
いひだまち
)
の
中坂
(
なかさか
)
に
在
(
あ
)
る
同益社
(
どうえきしや
)
と
云
(
い
)
ふのに
易
(
か
)
へて
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
最後の巻、即ち十七世紀の中頃から維新の変に至るまでの
沿革
(
えんかく
)
は、今なお述作中にかかる
未成品
(
みせいひん
)
に過ぎなかった。
マードック先生の『日本歴史』
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ことのついでに、日本における遊女というものの
沿革
(
えんかく
)
を老人に聞いてみると、古いところは
万葉
(
まんよう
)
あたりまで
溯
(
さかのぼ
)
る。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それは、子
供
(
とも
)
向
(
む
)
きに
寫眞
(
しやしん
)
の
沿革
(
えんかく
)
から
撮影
(
さつえい
)
、
現像
(
げんぞう
)
、燒
付
(
つけ
)
の
法
(
ほう
)
、それに
簡單
(
かんたん
)
な
暗箱
(
あんはこ
)
の
作
(
つく
)
り方までを
説明
(
せつめい
)
してある。たしか
博文館
(
はくぶんくわん
)
發
(
はつ
)
行の
少
(
せう
)
年
理科
(
りくわ
)
叢
(
そう
)
書の一
册
(
さつ
)
だつたかと
思
(
おも
)
ふ。
写真と思ひ出:――私の写真修行――
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
▼ もっと見る
余輩
(
よはい
)
の
所見
(
しょけん
)
をもって、旧中津藩の
沿革
(
えんかく
)
を求め、
殊
(
こと
)
に三十年来、余が目撃と記憶に存する事情の変化を察すれば、その大略、前条のごとくにして、たとい僥倖にもせよ、または
明
(
あきらか
)
に原因あるにもせよ
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
十分な事を書く
訳
(
わけ
)
には行かんのでありますから、
其
(
そ
)
の
当時
(
たうじ
)
往来
(
わうらい
)
して
居
(
を
)
つた
人達
(
ひとたち
)
に
問合
(
とひあは
)
せて、
各方面
(
かくはうめん
)
から事実を
挙
(
あ
)
げなければ、
沿革
(
えんかく
)
と
云
(
い
)
ふべき者を書く事は
出来
(
でき
)
ません
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
硯友社
(
けんいうしや
)
の
沿革
(
えんかく
)
に
就
(
つ
)
いては、
他日
(
たじつ
)
頗
(
すこぶ
)
る
詳
(
くは
)
しく
説
(
と
)
く
心得
(
こゝろえ
)
で
茲
(
こゝ
)
には
纔
(
わづか
)
に
機関雑誌
(
きくわんざつし
)
の
変遷
(
へんせん
)
を
略叙
(
りやくじよ
)
したので、それも
一向
(
いつかう
)
要領
(
えうりやう
)
を
得
(
え
)
ませんが、お話を
為
(
す
)
る用意が無かつたのですから、
這麼
(
こんな
)
事
(
こと
)
で
御免
(
ごめん
)
を
蒙
(
かふむ
)
ります
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“沿革”の意味
《名詞》
沿 革(えんかく)
物事の移り変わり。
会社など組織の成長過程。
(出典:Wiktionary)
沿
常用漢字
小6
部首:⽔
8画
革
常用漢字
小6
部首:⾰
9画
“沿革”で始まる語句
沿革考
沿革地図
沿革史