“撮影”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さつえい57.1%
うつ14.3%
14.3%
とっ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りよ行の時にはもうこひ人のやうな伴侶はんりよで、撮影さつえい現像げんぞうつけ技量ぎれう自然しぜんと巧くなつて、學校での展覽會てんらんくわいでは得意とくいな出ひんぶつであり
または写真機を出して撮影うつして行くものなぞいろいろありまして、中には何やらお話をしかけるものもあります。
オシャベリ姫 (新字新仮名) / 夢野久作かぐつちみどり(著)
その時八百五十倍の鏡の底に映ったものは、まるで図に撮影ったようにあざやかに見える着色の葡萄状ぶどうじょうの細菌であった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
わたしはおかしい所へ行ったの、どこおかしい所ッて、写真さ、撮影とって来たのお見せなと云えば、まだ来ないワ先のがあったか知らんと紙入を取出し
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)