“儂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わし55.7%
33.0%
われ3.4%
わたし2.3%
2.3%
のう1.1%
あたし1.1%
おら1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おう、よかろとも! でよかったらお役に立てさせてもらおう。そんなことで皆さんの御便宜が得られるならお易い御用じゃ!」
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
「なにが、無態だ。なんじらの馬鹿げた迷妄を、の勇をもって、ましてくるるのがなんで無態か。鍛冶を呼んで、を切らせろ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
茶店の老婆子を見て慇懃無恙を賀し且春衣
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
はおかしい所へ行ったの、どこおかしい所ッて、写真さ、撮影て来たのお見せなと云えば、まだ来ないワ先のがあったか知らんと紙入を取出し
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
茶店の老婆子を見て慇懃無恙を賀し且春衣
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
ああこれを思い、彼を想うて、潸然たるのみ。ああいずれの日かが素志を達するを得ん、ただ儂これを怨むのみ、これを悲しむのみ、ああ。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
今もし試みにその腹をいたら、鬼が出るか仏が出るか、何の何の、鬼でもない仏でもない、「あらのではお厭なの」、それあの花笄の小歌が今日見た水車の裾模様のまゝで出るのだ。
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
阿爺だ」と、毎々阿娘の苦情が出る。其等の車が陸続として帰って来る。東京場末の飯屋に寄る者もあるが、多くは車を街道に片寄せて置いて、木蔭で麦やの弁当をつかう。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)