“飯屋”の読み方と例文
読み方割合
めしや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼がその茶屋でありまた一ぜん飯屋めしやでもある家にはいって行くと、二人の男は後ろ向きに土間の炉縁に腰をかけ焚火にあたっていた。
路端みちばた飯屋めしやは昼前の大繁昌おほはんじやうで、ビスケットを袋に詰める者もあれば、土産みやげにウォットカを買ふ者もあり、又は其場で飲んでしまふ者もある。
椋のミハイロ (新字旧仮名) / ボレスワフ・プルス(著)
あるいは高等工業の先を曲って柳橋の方へ抜けて見ても好いなどと、まるで時分どきに恰好かっこう飯屋めしやでも探す気で歩いていた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)