“飯代部屋”の読み方と例文
読み方割合
はんだいべや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さあ、飯食うて、どこかに出かけよりましたが、……また、飯代部屋はんだいべやで、将棋さしとるのとちがいますか」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
松本重雄は玉井組のおおボーシンになって、仕事の全体を統轄している。家には、独身仲仕を十四五人置き、飯代部屋はんだいべやを兼ねていた。裏の方には、家族持ちのいる長屋がある。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)