“飯代”の読み方と例文
読み方割合
はんだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
詰所の裏に、飯代はんだい部屋がある。独身仲仕たちの下宿である。もとセメント倉庫だったものを改造して、畳がしいてあるだけだが、広さは三十畳敷ほどもある。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
山笠の飾り物も、商売人に頼まず、子分たちが総がかりでこしらえた。松本重雄の飯代はんだい部屋が、工場に変る。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
大川時次郎は、独身者の飯代はんだい部屋に入れることにして、「六ゾロの源」が、つれて帰った。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)