“料理店”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
レストラン22.7%
りょうりてん18.2%
れうりてん18.2%
りょうりや13.6%
レスタウラン9.1%
おちゃや4.5%
おちやや4.5%
れうりや4.5%
レスドラング4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日曜は十一時頃から教会に行き、昼餐は料理店レストランですませて市外の公園にゴルフをしに行ったり夫婦で夕暮まで郊外の野道を植物採集に逍遙する。
男女交際より家庭生活へ (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
二人の青年紳士しんしりょうに出てみちまよい、「注文ちゅうもんの多い料理店りょうりてん」にはいり、その途方とほうもない経営者けいえいしゃからかえって注文されていたはなし。
いけちん小座敷こざしきれうごのみで、その棟梁とうりやう一度いちど料理店れうりてん其處そこひらいたときのなごりだといた。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
昼はよく近所の料理店りょうりやへいっしょに出かけた。勘定かんじょうは必ずK君が払ってくれた。K君は何でも築港の調査に来ているとか云って、だいぶ金を持っていた。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
この祭は勞働者を喜ばす祭と云はれて居るだけあつて、高い席から見て行く街街の料理店レスタウランには酒を飮んで歌ふ男の勞働者、嬉しさうに食事をして居るマリイの樣な女の組が數知れず居た。
巴里の独立祭 (旧字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
そこの待合せは所がら芸妓やや料理店おちゃやの人が多く、藤木夫婦の望みと抱妓かかえをほしがっている小蒔屋との交渉が、おもいがけなく私の祖母から出来上ってしまったのだった。
芝の神明樣しんめいさま祭禮おまつり歸途かへりに、京橋の松田といふ料理店おちややで、支那人の人浚ひとさらひに目をつけられたとかで、祖母と供の者を吃驚させたことがあるが、むやみやたらと敵愾心を煽つて
日本橋あたり (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
中食ちゆうじきはテストフてい料理店れうりてんはひつたが、こゝでもミハイル、アウエリヤヌヰチは、頬鬚ほゝひげでながら、やゝ少時しばらく品書しながき拈轉ひねくつて、料理店れうりやのやうに擧動ふるま愛食家風あいしよくかふう調子てうしで。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
と、肩をたたかれて、その辺の料理店レスドラングへでも入れば、探偵と検事だから自然話は、今世間を騒がせているビョルゲ事件に移ってくる。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)