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『巴里の独立祭』
ふりがな文庫
『
巴里の独立祭
(
パリのどくりつさい
)
』
七月十三日の晩、自分は獨立祭の宵祭の街の賑はひを見て歸つて、子供の時、お祭の前の夜の嬉しかつたのと殆ど同じほどの思ひで、明日着て出る服や帽を長椅子の上に揃へて寢た。夜中に二三度雨が降つて居ないかと聞耳を立てもした。けれど、それは日本の習慣が …
著者
与謝野晶子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
夕食
(
ゆうげ
)
乘客
(
のりて
)
平生
(
ふだん
)
煙花
(
はなび
)
袂
(
たもと
)
鷄卵
(
たまご
)