“レスタウラン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
料理店50.0%
料理屋25.0%
飲食店25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この祭は労働者を喜ばす祭と云はれて居るだけあつて、高い席から見て街街まち/\料理店レスタウランには酒を飲んで歌ふ男の労働者、うれしさうに食事をして居るマリイの様な女の組が数知れず居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
木蔭には野生の雛罌粟ひなげし其他そのたの草花がたけ高くさき乱れて、山鳩のむれが馬蹄の音にも驚かずにりて居る。フツクと云ふ家は何となく東京の王子の扇屋あふぎや聯想れんさうさせる田舎の料理屋レスタウランである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
腹が減つたのでちがつたみちを登つて街へ引返したが、黒塗の大きな木靴をひきずつて敷石の上に音をさせなが悠然のつそりと歩くふとつた老人が土地で一流の料理屋レスタウラン「アンリイ四世楼」を教へてれた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
名高い遊楽の街だけにタバランとかムウラン・ルウジユとか云ふ有名な踊場をどりばを初め、贅沢ぜいたく飲食店レスタウラン酒場キヤバレエ喫茶店キヤツフエが多い。派手はでな遊楽の女いはゆるモンマルトワアルの本場であるのは言ふまでもない。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)