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乍
ふりがな文庫
“乍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なが
93.5%
たちま
3.9%
ながら
0.6%
たちまち
0.6%
はじ
0.3%
はや
0.3%
ま
0.3%
タチマ
0.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なが
(逆引き)
薄暗い電燈の光の
下
(
もと
)
で、
鯰
(
なまず
)
の血のような色をした西瓜をかじり
乍
(
なが
)
ら、はじめは、犯罪や幽霊に関するとりとめもない話を致しました。
手術
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
乍(なが)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たちま
(逆引き)
彼が新年の賀状を兄に送るや、
乍
(
たちま
)
ちその本色を顕わして曰く、「
一度
(
ひとたび
)
血を見申さざる内は、
所詮
(
しょせん
)
忠義の人も
著
(
あらわ
)
れ申さぬかと存じ奉り候」
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
乍(たちま)の例文をもっと
(12作品)
見る
ながら
(逆引き)
免
(
ゆる
)
しけり忠相ぬし忠兵衞に打向ひ小西屋長左衞門代人忠兵衞其方事
主人
(
しゆじん
)
の申し附とは言
乍
(
ながら
)
出所
(
しゆつしよ
)
不定
(
ふぢやう
)
の
醫師
(
いし
)
の言葉を
信
(
しん
)
じ
結納
(
ゆひなふ
)
取交
(
とりかは
)
し迄
濟
(
すみ
)
たる婚姻を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
乍(ながら)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
たちまち
(逆引き)
會話は甚だ輕く、交ふるに
笑謔
(
せうぎやく
)
を以てす。セヰルラの
剃手
(
とこや
)
の曲の爲めに登場する俳優は、
乍
(
たちまち
)
ち去り乍ち來り、演戲のその心を
擾
(
みだ
)
さゞること
尋常
(
よのつね
)
の社交舞に異ならず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
乍(たちまち)の例文をもっと
(2作品)
見る
はじ
(逆引き)
楊岐乍住屋壁疎
楊岐
(
ようぎ
)
乍
(
はじ
)
めて住するや
屋壁
(
おくへき
)
疎
(
まば
)
らにして
僧堂教育論
(新字新仮名)
/
鈴木大拙
(著)
乍(はじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はや
(逆引き)
『梁書』に〈倭国獣あり牛のごとし、山鼠と名づく、また大蛇あり、この獣を呑む、蛇皮堅くして
斫
(
き
)
るべからず、その上孔あり、
乍
(
はや
)
く開き乍く閉づ、時にあるいは光あり
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
乍(はや)の例文をもっと
(1作品)
見る
ま
(逆引き)
一に
曰
(
いは
)
く、
和
(
やはらぎ
)
を以て貴しと
為
(
な
)
し、
忤
(
さか
)
ふこと無きを
宗
(
むね
)
と為せ。人皆
党
(
たむら
)
有り、
亦
(
また
)
達
(
さと
)
れる者少し。
是
(
これ
)
を以て、或は
君父
(
きみかぞ
)
に
順
(
したが
)
はずして
乍
(
ま
)
た
隣里
(
さととなり
)
に
違
(
たが
)
ふ。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
乍(ま)の例文をもっと
(1作品)
見る
タチマ
(逆引き)
乍
(
タチマ
)
チニシテ島原ノ妓楼廃止セラレテ那ノ輩這ノ地ニ転ジ、新古互ニ其ノ栄誉ヲ競フニオヨンデ、好声一時ニ騰々タルコトヲ得タリ。
上野
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
乍(タチマ)の例文をもっと
(1作品)
見る
乍
漢検準1級
部首:⼃
5画
“乍”を含む語句
然乍
乍憚
乍然
乍浦
乍併
蔭乍
他所乍
乍恐
乍序
乍去
乍失敬
居乍
仕乍
見乍
餘所乍
朧乍
為乍
涙乍
朧気乍
泣乍
...
“乍”のふりがなが多い著者
岡本かの子
国枝史郎
小酒井不木
野村胡堂
黒島伝治
佐々木味津三
福沢諭吉
江戸川乱歩
島崎藤村
伊藤野枝