“醫師”のいろいろな読み方と例文
新字:医師
読み方割合
いしや46.2%
いし38.5%
くすし7.7%
せんせい7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれとらへられていへ引返ひきかへされたが、女主人をんなあるじ醫師いしやびにられ、ドクトル、アンドレイ、エヒミチはかれ診察しんさつしたのであつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
待れけるに今日は月並つきなみの評定日なれば士農工商しのうこうしやう儒者じゆしや醫師いし或は順禮じゆんれい古手買ふるてかひ追々に罷り出控へ居ける中役人がた家々のぢやう紋付たる筥挑灯はこぢやうちん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
醫師くすしは屡〻病牀をおとづれて、數時間を我室に送れり。この人は拿破里に住みて、いまは用事ありて此カプリに來居きゐたるなりといふ。
午前ごぜん囘診くわいしんにおいでなすつた醫師せんせいが、喫驚びつくりなさいました。不思議ふしぎなくらゐ、ときからみやくがよくつたんです……
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)