“せんせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:センセイ
語句割合
先生66.0%
陝西6.8%
博士4.3%
医者3.1%
国手3.1%
教師2.5%
医師1.9%
医学士1.2%
擅制1.2%
潜勢1.2%
(他:14)8.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先生せんせいおなじ一組クラス小児達こどもたちを三十人も四十人も一人ひとり可愛かあいがらうとするんだし
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
何故なぜかめ先生せんせいッてんだの、うでないものを?』とあいちやんがたづねました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
陝西せんせいの北部といえば、まだ未開の苗族びょうぞくさえ住んでいる。人文に遠い僻地へきちであることはいうまでもない。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ご覧なさい、第六軍の将たる韓暹かんせんは、以前、陝西せんせい山寨さんさいにいた追剥おいはぎの頭目ではありませんか。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
博士せんせい、わしの報復ほうふくるかどうかという瀬戸際せとぎわなんです。あに真剣にならざるをんやです」
熊浦氏の熱心と、同氏が発見した珍らしい霊媒とが、つい黒川博士せんせいを動かして、こういう会が出来上った。
悪霊 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
とても宿じゃ、手が届かんで、県の病院へ入れる事になると、医者せんせい達は皆こうべひねった。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ところで、身体の病気を治療するには、外科、内科のいずれを問わず、医者が必要のように、精神こころの病気をいやすにも、やはり医者せんせいを要します。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
現に国手せんせい、お前んの大学病院の何とか教室へ俺が推掛おしかけて、偉い人たちに吃驚びっくりしてげて返った、あの朝ですだ。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
峰の一本の松という姿に見えたのが、何と驚いたねえ、あの晩のわかい紳士じゃ、国手せんせいじゃったで。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
マーシャ わたしのあの教師せんせいは、大してお利口さんじゃないけれど、なかなかいい人だし、貧乏だし、それにとてもわたしを愛してくれるの。
あの本を借りて行かれたピアノの教師せんせいが、あの本の中の毒薬を使っているに違いない。
悪魔祈祷書 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
医師せんせいくつろいだ身の動作こなしで、掻巻かいまきの上へ足を投げて、綴糸つづりいとを手で引張ひっぱる。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
主人あるじ医師せんせいは、奥座敷の蚊帳の中に、胡坐あぐらして、枕許まくらもと煙草たばこ盆を引寄せた。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
医学士せんせい唐突だしぬけに云った。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
じゃね、愛吉、お前、何でもかでも私のために、医学士せんせい奥様おくさんを殺して、願いを叶えてくれるんなら、水天宮様の縁日に、かしら乾児こぶんと喧嘩をするようにしてあばれ込んで行ったって殺されるものじゃない。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「労働者諸君、諸君は共和民主々義をてて擅制せんせい君主々義に従ふのか」と、手を振つて菱川は号叫がうけうす、
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
君主擅制せんせいの時代には堯舜げうしゆんは歌はれざるべからず。
詩人論 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
下町つ子の八五郎に取つては、まだ江戸の山の手に殘る豪族の、一種の潜勢せんせい力が不思議でたまらなかつたのです。
そして長い真すぐな恰好と次の飛躍にうっとりと沈思してるライオンの様な、潜勢せんせいの迅速さの平均を持つ先入見の奇妙なる混合を持っていた。
いや、傍聞かたえぎきをした山の井光起せんせい、こりゃもう、すぐに電話でお呼び申した。その驚いたより、十層じっそう倍、百層倍、仰天をしたのは梅岡薬剤で、
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「でも……でも……貴女あなたは……いつも御主人の眼を忍んで……あの劇作家せんせいと……」
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「そ……それはあの凡クラの劇作家せんせいに、次の芝居の筋書を教えるためなのよ。次の芝居の筋書の秘密がドンナに大切なものか……ぐらいの事は、貴方だって御存じの筈じゃありませんか。……ダ……誰があんなニキビ野郎と……」
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それとも呑兵衛先生御自身が、中気ちゅうきにでもかかったのじゃないか知らん……考えているうちに、急に心配になって来たから、チットばかりのかね懐中ふところに入れて、医院せんせい門口かどぐちから覗き込んでみると、開いた口が三十分ばかり塞がらなかった。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
午前六時、靴の音茶碗ちゃわんの音子を叱る声拍手の声善の声悪の声千声せんせい万響ばんきょう遂に余の苦痛の声をうずめ終る。(六月六日)
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
その理由わけは何故だか、僕にも話しませんでしたけれども、大方狸穴の占者せんせいの云った事を本当にし過ぎて、誰かが自分を狙っているように思ったのじゃないかと思います。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「あんなやぶ医者では」ナンテ、頭から医者を信用しなければ、どれだけ名医せんせいが親切に治療してくれてもだめです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
それからコチラの法文科で古書を集めておいでになる中江学長せんせいさんのお宅へ持って参りましたらドウデス。
悪魔祈祷書 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ところが又、その翌る日の正午ひる頃になると、村の駐在巡査と、部長さんらしい金モールを巻いた人を先に立てて、村の村医せんせいと腰にピストルをつけた憲兵との四人が、めいめいに自転車のベルの音をケタタマシク立てながら村を通り抜けて、川上の方へ行ったので、通り筋の者は皆、何事かと思って、表へ飛び出して見送った。
いなか、の、じけん (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「それはたいした秀才せんせいだな。して供の黒ンぼは」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あたしは、こんな事をしていて好いのかと、自分の胸をむしっている。郷里いなかへ帰ったからって、好いものは書けやしない。やッぱりあたしは、美妙せんせいのそばにいなければいけないのだ。
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
別に抗弁するのでも無ければ、駁撃ばくげきするというでも無く、樹間の蝉声せんせい、聴き来って意に入るもの無し、という調子にあしらってしまった。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「さア、もうこれでここはいいよ。裁判所の連中が来るまでは、警察医せんせいに残っていて貰うことにして、これから直ぐに有料道路ペイ・ロードへ出掛けるんだ」
白妖 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
少年は青竜王の顔をしげしげ見ていたが「まさか青竜王せんせいは赤星ジュリアたちを怪しんでいるのじゃないでしょうネ」
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「ナニ丸ノ内で大騒ぎが始まったって? 青竜王せんせいが帰っていられるから、いま代るから待っているんだよ」
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「そうじゃないか、彼女あれは立派な役者ものだ。男だったら、おれの相手だがと、だから、高田先生せんせいに言ったんだ。」
市川九女八 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)