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寢返
ふりがな文庫
“寢返”の読み方と例文
新字:
寝返
読み方
割合
ねがへ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねがへ
(逆引き)
と
蒲團
(
ふとん
)
をすつぽり、
炬燵櫓
(
こたつやぐら
)
の
脚
(
あし
)
を
爪尖
(
つまさき
)
で
抓
(
つね
)
つて
居
(
ゐ
)
て、
庖丁
(
はうちやう
)
の
音
(
おと
)
の
聞
(
きこ
)
える
時
(
とき
)
、
徐々
(
そろ/\
)
と
又
(
また
)
頭
(
あたま
)
を
出
(
だ
)
し、
一
(
ひと
)
つ
寢返
(
ねがへ
)
つて
腹這
(
はらば
)
ひで
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
りしが甲夜よりして枕に着たるゆゑなるか夜半の鐘に
不斗
(
ふと
)
目
(
め
)
を覺し見れば
側
(
かたへ
)
にお光のをらぬに
扨
(
さて
)
は
雪隱
(
せついん
)
へでも行きたるかと思うてやほら
寢返
(
ねがへ
)
りなし
煙草
(
たばこ
)
を
呑
(
のま
)
んと枕元を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
貴方
(
あなた
)
……そんなに
切
(
せつ
)
なくつたつて、
一寸
(
ちよつと
)
寢返
(
ねがへ
)
り
所
(
どころ
)
ですか、
醫師
(
せんせい
)
の
命令
(
いひつけ
)
で、
身動
(
みうご
)
きさへ
成
(
な
)
りません。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
寢返(ねがへ)の例文をもっと
(3作品)
見る
寢
部首:⼧
14画
返
常用漢字
小3
部首:⾡
7画
“寢”で始まる語句
寢
寢床
寢臺
寢衣
寢覺
寢室
寢所
寢顏
寢言
寢息
“寢返”のふりがなが多い著者
作者不詳
泉鏡太郎
泉鏡花