“蒲團”の読み方と例文
新字:蒲団
読み方(ふりがな)割合
ふとん100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美登利みどりはいつか小座敷こざしき蒲團ふとん抱卷かいまき持出もちいでゝ、おび上着うわぎてしばかり
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
れも蒲團ふとんかぶつて半日はんにちればけろ/\とするやまひだから子細しさいはなしさと元氣げんきよく呵々から/\わらふに
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いよ/\かねて奧方おくがた縮緬ちりめん抱卷かいまきうちはふりて郡内ぐんない蒲團ふとんうへ起上おきあがたまひぬ。
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
しなはそれからふくれた巾着きんちやくめにねあげられた蒲團ふとんはしおさへた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
勘次かんじはひつそりとしたいへのなかにすぐ蒲團ふとんへくるまつてるおしな姿すがたた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
さうして其度そのたびに、したにしてゐるはうかたほねを、蒲團ふとんうへすべらした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
かきがねおろして座敷ざしきもどるやいなや、また蒲團ふとんなかもぐんだが、
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
もし蒲團ふとん茣蓙ござ手近てぢかにあつたならば、それをもつおほふことも一法いちほうである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
くすりせんじて、ぼんげたが、しろい。おつやが、納戸なんどつてく、と蒲團ふとんながらした。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そのひかりやうや蒲團ふとんはしだけにれるのをると、わたしかゞんでその寢床ねどこ日光につくわう眞中まなかくやうにいた。
日の光を浴びて (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)