“蒲公英”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たんぽぽ91.5%
たんぽゝ4.3%
たな2.1%
たんぽ2.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蒲公英”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓25.0%
自然科学 > 植物学 > 植物学9.5%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本2.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
肺病患者にほかの修業はむずかしいかも知れないが、堕落の修業なら——ふと往きに眼についた蒲公英たんぽぽ出逢であった。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
すみれ蒲公英たんぽぽのような春草はるくさ桔梗ききょう女郎花おみなえしのような秋草にも劣らず私は雑草を好む。
社會が一賤人一兇人を其一賤人一兇人なるの故を以て冷視したならば、疾病は必らず其處より發芽して、そして蒲公英たんぽゝ種子たねの如く風に乘じて飛散傳播するで有らう。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「黄金の羽虫! おや何を探してゐるの。私を花だと思つて。私の唇を蕾だと思つて、あつちへ飛んでおいで、森の中へ、小川の縁へ。菫、蒲公英たんぽゝ、桜草、そこには何でも咲てるよ。その中にもぐりこむで酔倒れるまで飲んでおいで。」
駒鳥の胸 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
つち照斑てりふ蒲公英たなの花、芽ぐむのつつましき
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
枯芝かれしばあひだにどうしたものかまぐれな蒲公英たんぽ黄色きいろあたまがぽつ/\とえる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
どうかすると土手どてしづかであたゝかなことがあるので、つひだまされて蒲公英たんぽがまだとほはる遲緩もどかしげにくびしてては、またさむつたのにおどろいてちゞまつたやうな姿すがたである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)