“蕊”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しべ61.4%
しん17.5%
ずい15.8%
ずゐ1.8%
づい1.8%
ズヰ1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蕊”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 植物学 > 植物学8.3%
文学 > 日本文学 > 戯曲2.9%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
また、この花は、紅玉のしべから虹に咲いたものだが、散る時は、肉になり、血になり、五色ごしきはらわたとなる。
紅玉 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
にじられたる薔薇ばらしべより消え難きの遠く立ちて、今に至るまで史をひもとく者をゆかしがらせる。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
むかあがりのこみちに、じり/\としんにほひてて咲揃さきそろつた眞晝まひる芍藥しやくやくと、横雲よこぐも眞黒まつくろ
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
しじはじく椿のしんの粉のひかりそとの嵐には動くらし
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
その手すりは大理石だが、それもヌーボー式のぬらりとした曲線で、花のずいが長くのびたように出来ている。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
星からつる露を、ずいに受けて、可憐のはなびらを、折々は、風の音信たよりと小川へ流す。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
やがて、ひよろ長い雄ずゐいたゞきから、花粉くわふんを取つて、雌蕊しずゐさきへ持つてて、丹念たんねんけた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
づいの葯と雌蕊の柱頭とは相当相離れていて、どうしても蛾の媒介がなくてはその結実がむずかしい特性をもっている。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
唐の王建の牡丹の詩に云ふ、可零落ズヰ、収シテと。