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蕊
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ずゐ
ふりがな文庫
“
蕊
(
ずゐ
)” の例文
日
(
ひ
)
は大きな花の
上
(
うへ
)
に落ちてゐる。代助は
曲
(
こゞ
)
んで、花の
中
(
なか
)
を
覗
(
のぞ
)
き込んだ。やがて、ひよろ長い雄
蕊
(
ずゐ
)
の
頂
(
いたゞ
)
きから、
花粉
(
くわふん
)
を取つて、
雌蕊
(
しずゐ
)
の
先
(
さき
)
へ持つて
来
(
き
)
て、
丹念
(
たんねん
)
に
塗
(
ぬ
)
り
付
(
つ
)
けた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
睛※
(
せいぶん
)
といふ女の死して此花を
司
(
つかさど
)
る神となりしときゝ、恋しさのあまり、男、此花の美しく咲きたる前に黄昏の露深きをも厭はず額づきて、羣花の
蕊
(
ずゐ
)
、氷鮫の※、沁芳の泉、楓露の茗四つのものを捧げ
花のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
蕊
漢検準1級
部首:⾋
15画
“蕊”を含む語句
雌蕊
雄蕊
花蕊
小蕊
蕊雲楼
高雄蕊短花柱
高雄蕊低花柱
高雄蕊
雌雄蕊
雄蕊雌蕊
藁蕊
低雄蕊
花蕊石
紫蕊紅葩
多雌蕊
多雄蕊
低雄蕊高花柱
低雄蕊長花柱