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たんぽ
ふりがな文庫
“たんぽ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
タンポ
語句
割合
湯婆
41.2%
担保
23.5%
反帆
11.8%
稽古
5.9%
蒲公英
5.9%
反歩
5.9%
田圃
5.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯婆
(逆引き)
暁になって
湯婆
(
たんぽ
)
がさめた、というような場合には、何となく淋しく哀れなような心地がして詩情が動くものである。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
たんぽ(湯婆)の例文をもっと
(7作品)
見る
担保
(逆引き)
それで充分の
顧客
(
こきゃく
)
があった。公正証書も
担保
(
たんぽ
)
物も不要だった。相手の公表を
憚
(
はばか
)
る弱点を唯一の武器として、しかし、月五分以上の利息はむさぼらなかった。彼の資産は見る見るふえて行った。
月と手袋
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
たんぽ(担保)の例文をもっと
(4作品)
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反帆
(逆引き)
お久良が
陸
(
おか
)
へおりると同時に、船は天神岸を離れて
粘墨
(
ねんぼく
)
のような黒い川波へゆるぎ出した。二百石船といえば十四
反帆
(
たんぽ
)
、
苫数
(
とますう
)
八十四枚、
水夫
(
かこ
)
十六人、飲み水十五石積だ。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たんぽ(反帆)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
稽古
(逆引き)
と儀助は渡された
稽古
(
たんぽ
)
槍を突きつけたが、これはいかに修行の浅い新九郎の眼にも滑稽なほど、槍の構えにはなっていなかった。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と儀助は鳥刺しが
竿
(
さお
)
を持つような型で、大上段にふりかぶった高島十太夫の眉間を狙って
稽古
(
たんぽ
)
槍をつけた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たんぽ(稽古)の例文をもっと
(1作品)
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蒲公英
(逆引き)
どうかすると
土手
(
どて
)
は
靜
(
しづ
)
かで
暖
(
あたゝ
)
かなことがあるので、
遂
(
つひ
)
騙
(
だま
)
されて
蒲公英
(
たんぽ
)
がまだ
遠
(
とほ
)
い
春
(
はる
)
を
遲緩
(
もどか
)
しげに
首
(
くび
)
を
出
(
だ
)
して
見
(
み
)
ては、また
寒
(
さむ
)
く
成
(
な
)
つたのに
驚
(
おどろ
)
いて
蹙
(
ちゞ
)
まつたやうな
姿
(
すがた
)
である。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
其
(
そ
)
の
枯芝
(
かれしば
)
の
間
(
あひだ
)
にどうしたものか
氣
(
き
)
まぐれな
蒲公英
(
たんぽ
)
の
黄色
(
きいろ
)
な
頭
(
あたま
)
がぽつ/\と
見
(
み
)
える。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
たんぽ(蒲公英)の例文をもっと
(1作品)
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反歩
(逆引き)
「やっぱり
反歩
(
たんぽ
)
か。」ときいたが、時代の違っている事に気がついて、「この辺でも吉原の裏へ行くのか。」
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
たんぽ(反歩)の例文をもっと
(1作品)
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田圃
(逆引き)
田圃
(
たんぽ
)
を越して、遠く、騎兵の一隊が七、八騎時々見え、かくれ、行くのが見えた。——もう、由三は夢中だった。河堤に出ると、村の人達が二三十人かたまって、見物していた。
不在地主
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
たんぽ(田圃)の例文をもっと
(1作品)
見る
“たんぽ”の意味
《名詞》
綿を丸めて、皮や布に包んだもの。稽古用の槍の穂先につけたり、墨を含ませて拓本を取るのに用いる。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
たんぼ
たんぶ
たんぶり
かた
ゆたんぽ
ゆば
たはた
でんぽ
けいこ
げいこ