“担保”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たんぽ80.0%
かた20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
即ち申込者から、普通一円、市外二円の割で、信用担保たんぽ等の調査料を取立てるのであつて、その調査の結果は、御融通できないと云ふことになるのである。
日本三文オペラ (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
それで充分の顧客こきゃくがあった。公正証書も担保たんぽ物も不要だった。相手の公表をはばかる弱点を唯一の武器として、しかし、月五分以上の利息はむさぼらなかった。彼の資産は見る見るふえて行った。
月と手袋 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
家作を担保かたに五百両の現金を生み出し、夕方立寄ったお艶にその金を握らせて無理に「一札入申候証文之事」を書かせ、ここで二百両撥ねようと約束通り世間を忍んで子の刻に