“担桶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たご50.0%
にない25.0%
にないおけ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だからその水を翻して自分がその中に入っていれば、容易に天に昇って妻子に逢えると、教えて貰ったことになっている。すなわちかの黄金の担桶（たご）も、やっぱり瓜のたぐいの瓢であったのである。
年中行事覚書 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)
「担桶（にない）に、水を汲んで、方々の大瓶（おおがめ）に漲（は）っておけ」
新書太閤記：01 第一分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
籠がみしみし、小桶がことこと、担桶（にないおけ）がきいきいと
ファウスト (新字新仮名) ／ ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(著)