“大瓶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおがめ83.3%
おおびん8.3%
おほかめ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……その時鳩尾みずおちに巻いていたのは、高津こうづ辺の蛇屋で売ります……大瓶おおがめの中にぞろぞろ、という一件もので、貴方御存じですか。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
よく世間せけんには、小判こばんはいった大瓶おおびんしたといううわさがあるが、おれも、なにかそんなようなものでもさなければ、大金持おおがねもちとはならないだろう。
天下一品 (新字新仮名) / 小川未明(著)
またさけみづ五六升ごろくしようもはひるような大瓶おほかめがあり、めづらしい恰好かつこうのものには、たけたかすかりのつぼをのせるだいだとか、つぼだいとくっついてゐるものだとか、くちまはりに人間にんげんうまちひさいかたちをつけた
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)