“鳩尾”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みぞおち57.7%
みずおち28.2%
みづおち7.7%
きゅうび3.8%
ありさし1.3%
むなさき1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鳩尾”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸6.5%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
腹の上で筋斗とんぼを切る、鳩尾みぞおちを蹴っ飛ばす、寝巻のすそ雉猫きじねこを押し込むという乱暴狼籍ろうぜき
宇津谷峠の雨宿りに、癪で苦しむ旅人の鳩尾みぞおち水月すいげつへ鍼を打ち、五十両という金を奪って逃げるという筋。
顎十郎捕物帳:06 三人目 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
鳩尾みずおちめた白羽二重しろはぶたえの腹巻の中へ、生々なまなまとした、長いのが一ぴき、蛇ですよ。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
お絹は鳩尾みずおちをかかえるように俯向きながら考えていたが、ふと何物かがその眼先きをひらめいて過ぎたように、きっと顔をあげた。
両国の秋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
神聖な處女の肌は、血の氣をうしなつて、清潔さそのものでした。こんもりした二つの乳房の神秘な曲線、鳩尾みづおちから腹部への、なだらかな凝脂ぎようし
平次はそれに應へず、謹み深い態度で處女をとめの丸い胸から、水などは少しも呑んで居ないらしいほのかな窪みをもつた鳩尾みづおちのあたり——後ろへ廻つて背中をざつと見て、
手品師はせんずるに半ば死したる小六の身のそのうつくしくつややかなりし鳩尾きゅうび一斤の肉を買いしなり。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
鳩尾きゅうびや、乳のあいや。」
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
鉄の部分は薄く、木部は鳩尾ありさしのようにしてそれに入っている。
鳩尾むなさきを強くす様子でありましたが、おさえきれぬか、アーといいながら其の場へ倒れたまゝ、悶えくるしみますので、長二はお柳が先刻さっきからの様子と云い、今の有様を見て
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)