トップ
>
凝脂
ふりがな文庫
“凝脂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぎょうし
56.3%
ぎようし
37.5%
あぶら
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎょうし
(逆引き)
後ろ手にほんの形ばかり縛られた女は、
灯影
(
ほかげ
)
に痛々しく身をくねらせて、利助の荒くれた手に、遠慮会釈もなく
凝脂
(
ぎょうし
)
を拭かせております。
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
凝脂(ぎょうし)の例文をもっと
(9作品)
見る
ぎようし
(逆引き)
二十一の成熟しきつた
凝脂
(
ぎようし
)
、乳房のこんもりとした張り具合など、まことに死の淨化と言つた、言ふに言はれぬ美しさがあるのでした。
銭形平次捕物控:225 女護の島異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
凝脂(ぎようし)の例文をもっと
(6作品)
見る
あぶら
(逆引き)
夕陽を受けた深海の
水藻
(
みずも
)
のような黒髪、真っ赤な
頸
(
くび
)
、肩から胴腰から下は水の上に浮いて、トロリとした
凝脂
(
あぶら
)
がそのまま、赤い水に溶け込んでしまいそうにも見えるのでした。
銭形平次捕物控:033 血潮の浴槽
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
凝脂(あぶら)の例文をもっと
(1作品)
見る
“凝脂”の意味
《名詞》
凝脂(ぎょうし)
凝結した脂肪。凝(こご)った脂。
(比喩的に)白く光沢のある肌。
(出典:Wiktionary)
凝
常用漢字
中学
部首:⼎
16画
脂
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
“凝”で始まる語句
凝
凝視
凝然
凝乎
凝結
凝固
凝議
凝集
凝塊
凝滞
検索の候補
洗凝脂
“凝脂”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
野村胡堂
吉川英治
芥川竜之介