“凝固”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こりかた30.0%
かたま25.0%
かたまり20.0%
こりかたま20.0%
ぎょうこ5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“凝固”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩7.1%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 民間信仰・迷信[俗信]4.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
これ彼と結びてはたらき、まづ凝固こりかたまらせ、後己が材としてそのかたとゝのへる物に生命いのちを與ふ 四九—五一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
そうして、驚嘆の余り、寝床の汗臭いにおいも忘れたのか、いつまでも凝固こりかたまったように動かなかった。
女体 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「血が、十分に凝固かたまっていぬところを見ると、斬って間も無いが——一刀で、往生しとる。余程の手利きらしい」
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
母親は、笛を手に取ると、古い埃や泥のようなもので凝固かたまってしまった孔内は、吹こうにも息の抜けみちがないために音色が出なかった。
後の日の童子 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
白昼凝って、ことごとく太陽の黄なるを包む、混沌こんとんたる雲の凝固かたまりとならんず光景ありさま
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と、思うと、草の中に、黒い凝固かたまりが、動いていた。胸がはだけて、血が見えていた。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
復讐に凝固こりかたまった彼の頭脳あたまの氷も、愛の温味あたたかみで少しくめて来たらしい。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
自由の利く者は誰しも享楽主義になりたがるこの不穏な世に大自由の出来る身を以て、淫欲までを禁遏きんあつしたのは恐ろしい信仰心の凝固こりかたまりであった。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
だが、凝固ぎょうこして小さくなった現在の悟空が、おれたちから見ると、なんと、段違いにすばらしく大きくみごとであることか!