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禁遏
ふりがな文庫
“禁遏”の読み方と例文
読み方
割合
きんあつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんあつ
(逆引き)
私の愛の表示もその肝心な幼若の時期において不自然な束縛と
禁遏
(
きんあつ
)
をうけたがために奇怪にも特に父母のまえに萎縮し退化してしまった。
母の死
(新字新仮名)
/
中勘助
(著)
自由の利く者は誰しも享楽主義になりたがるこの不穏な世に大自由の出来る身を以て、淫欲までを
禁遏
(
きんあつ
)
したのは恐ろしい信仰心の
凝固
(
こりかたま
)
りであった。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
徳川時代には幕府の勢力はなはだ旺盛で、諸侯の間にかかる関係の生ずるのを
禁遏
(
きんあつ
)
しておったけれど、それでもこの種のことが絶無であったとはいえない。
東山時代における一縉紳の生活
(新字新仮名)
/
原勝郎
(著)
禁遏(きんあつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
禁
常用漢字
小5
部首:⽰
13画
遏
漢検1級
部首:⾡
13画
“禁”で始まる語句
禁
禁厭
禁呪
禁物
禁裡
禁錮
禁制
禁闕
禁忌
禁裏
検索の候補
外教禁遏
“禁遏”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
原勝郎
中勘助
幸田露伴