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禁闕
ふりがな文庫
“禁闕”の読み方と例文
読み方
割合
きんけつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんけつ
(逆引き)
『医心方』は
禁闕
(
きんけつ
)
の秘本であった。それを
正親町
(
おおぎまち
)
天皇が
出
(
いだ
)
して
典薬頭
(
てんやくのかみ
)
半井
(
なからい
)
通仙院
(
つうせんいん
)
瑞策
(
ずいさく
)
に賜わった。それからは
世
(
よよ
)
半井氏が護持していた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
謀
(
はかり
)
をもって、兵を
禁闕
(
きんけつ
)
に入れ、帝を
幽囚
(
ゆうしゅう
)
して、自分をもここへおびきよせたものでないとはいえない。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
織田信長が今川を亡ぼし、佐〻木、浅井、朝倉をやりつけて、三好、松永の
輩
(
はい
)
を料理し、上洛して、将軍を
扶
(
たす
)
け、
禁闕
(
きんけつ
)
に参った際は、天下皆鬼神の如くにこれを畏敬した。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
禁闕(きんけつ)の例文をもっと
(8作品)
見る
“禁闕”の意味
《名詞》
皇居にある門。
皇居。
(出典:Wiktionary)
禁
常用漢字
小5
部首:⽰
13画
闕
漢検1級
部首:⾨
18画
“禁”で始まる語句
禁
禁厭
禁呪
禁物
禁裡
禁錮
禁制
禁忌
禁裏
禁足
“禁闕”のふりがなが多い著者
吉川英治
幸田露伴
島崎藤村
菊池寛
国枝史郎
森鴎外