“禁呪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まじなひ59.3%
まじない39.0%
まじな1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「變なものがありますよ、——お勝手口に立てかけてあつたんですが、古箒ふるぼうき衣紋竹えもんだけを結へて、單衣を着せたのは、何んの禁呪まじなひでせう」
禁呪まじない、祈祷、占い、何んでも効験が無いことは無いというので、主の梅仙女、近頃は一部の人達から神様のように信仰されて居ります。
あの時は、亡者が立去ったほどに喜び、塩をいてその退却を禁呪まじなったのに、またしても舞戻って来られたかと思うと、物凄ものすごいばかりであります。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)