“禁足”の読み方と例文
読み方割合
きんそく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うん、三万円ばかりさ。——こんな可笑おかしなことはないというので、記事は禁止で、われわれ行員が全部疑われていたんだ。僕もお蔭で禁足きんそく
俘囚 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「三井の通い番頭とかいう隣家の夫婦者は、無論、禁足きんそくを申しつけてありましょうな」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其女そのをんなさいはたらき、勉強べんきやう出来できすぐれて悧巧りこうたちであつたが、或時あるとき脊負揚しよいあげのなかゝら脱落ぬけおちたをとこふみで、其保護者そのほごしや親類しんるゐ細君さいくんかんづかれ、一学校がくかうめられて、うち禁足きんそくされてゐたが
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)