“禁制”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんせい60.0%
きんぜい26.7%
いましめ13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらためていうまでもなく、ここは御岳みたけのお止山とめやまで、足踏あしぶみのならないところだのに、ふたりはその禁制きんせいを気づかずに、どこの山境やまざかいからまよいこんできたのであろう。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二人は同じように、まだ頑是ない時分から女人禁制きんぜいの比叡の山に預けられて、貴い上人の膝下ひざもとで育てられた。
二人の稚児 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
請ふわがきコスタンツァに汝の我にあへる次第とこの禁制いましめとをうちあかし、汝がこの後我を悦ばすをうるや否やを見よ 一四二—一四四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)