“迷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まよ52.8%
まよい16.2%
6.1%
はぐ6.1%
まよひ5.6%
まど5.1%
3.6%
まご3.0%
まい0.5%
まごつ0.5%
まよっ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四国って、ばたの托鉢していているうちに、ある日いつどこで間違えたか、山の中へんでしまいました。
人馬 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
少なくとも血を分けた親兄弟の情としては、これが本人ただ一人の心のから出たものと解してしまうことが昔はできなかった。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その上、伊吹の昔ばなしだの、不知哉丸のことなどを、問い出されると、女ごころは、つい、恨みを、ぐらかされもする。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
兄弟は、何年ぶりかで会ったのである。戦場から戦場の生涯に行きれたままのように——久しぶりの邂逅だった。しかも、変った姿で。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
戀せる今をと觀れば、悟れる昔の慕ふべくも思はれず、悟れる今を戀と觀れば、昔の迷こそ中々に樂しけれ。戀ほど世にしきものはあらじ。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
云わば我々陰陽の道にたずさわる者は、そう云うえる魂を、の正道に引戻してやろうと云うわけなのだ。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
「お兄さん、エ、コリャどうなさりました。に……エ、迷い子はお前のお連れさんでござりますか、年はお幾つぐらい?」
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その見附からない間隙を漸やく見附けて、此処ぞと思えば、さて肝心のいうことが見附からずつくうちにはや人に取られてしまう。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
前触のあった百万遍を持込みましたろうではありませんか、座中の紳士貴婦人方、都育ちのお方にはお覚えはないのでありまするが、三太やあい、の迷イ児の三太やあいと
湯女の魂 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
御意わぬとなると瑣細の事にまで眼を剥出して御立腹遊ばす、言わば自由主義の圧制家という御方だから、哀れや属官の人々は御機嫌の取様にいてウロウロする中に、独り昇はかぬ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
れから私が其処に出席すると、重役達の云うに、藩はドウしたらかろうか、方向にて五里霧中なんかんと、何か心配そうに話すから、私はに答えて
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)