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迷子札
ふりがな文庫
“迷子札”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まいごふだ
70.0%
まひごふだ
30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まいごふだ
(逆引き)
或る日、私の父が、私のために小さな竜を彫った
真鍮
(
しんちゅう
)
の
迷子札
(
まいごふだ
)
を手ずからこしらえてくれた。それが私にはいかにも
嬉
(
うれ
)
しかったのだろう。
幼年時代
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
ともかく担ぎおろして身のまわりをあらためたが、彼女は腰巾着を着けていなかった。
迷子札
(
まいごふだ
)
も下げていなかった。
半七捕物帳:10 広重と河獺
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
迷子札(まいごふだ)の例文をもっと
(7作品)
見る
まひごふだ
(逆引き)
「巾着があの男の荷物の中にあつたからよ。何が入つて居たか知らないが、お守りと
迷子札
(
まひごふだ
)
だけ殘して、中を拔いた巾着を、自分の荷物の中へ隱す馬鹿もないだらう」
銭形平次捕物控:073 黒い巾着
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
私
(
わたし
)
の
眞鍮
(
しんちう
)
の
迷子札
(
まひごふだ
)
を
小
(
ちひ
)
さな
硯
(
すゞり
)
の
蓋
(
ふた
)
にはめ
込
(
こ
)
んで、
大切
(
たいせつ
)
にしたのを、
幸
(
さいは
)
ひに
拾
(
ひろ
)
つて、これを
袂
(
たもと
)
にした。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
迷子札(まひごふだ)の例文をもっと
(3作品)
見る
迷
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
札
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
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