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硯
ふりがな文庫
“硯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すずり
86.7%
すゞり
11.6%
けん
1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すずり
(逆引き)
そうしてそのあいだに、食卓岩の上に一枚の板を置き、筆や
硯
(
すずり
)
や、紙や、それから叔父の遺品をとりひろげて、自分の覚書をとった。
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
硯(すずり)の例文をもっと
(50作品+)
見る
すゞり
(逆引き)
この人はかなりのインテリらしく、むづかしい本が幾十册と、机の上には、よい紙、よい墨、よい筆、よい
硯
(
すゞり
)
などを取揃へてあります。
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
硯(すゞり)の例文をもっと
(27作品)
見る
けん
(逆引き)
珍しい硯を百面以上も集めて、百
硯
(
けん
)
箪笥といつて凝つた箪笥に
蔵
(
しま
)
ひ込んで女房や鼠などは滅多に
其処
(
そこ
)
へ寄せ付けなかつた。
古松研
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
硯(けん)の例文をもっと
(4作品)
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“硯”の解説
硯(すずり)は、墨を水で磨るために使う、石・瓦等で作った文房具。中国では紙・筆・墨と共に文房四宝の一つとされる。硯及び附属する道具を収める箱を硯箱という。硯には唐硯(中国産)と和硯(国産)のほか、韓国・北朝鮮、台湾製などがある。硯を作る職人を製硯師という。
(出典:Wikipedia)
硯
漢検準1級
部首:⽯
12画
“硯”を含む語句
硯箱
硯友社
筆硯
硯屏
硯筥
掛硯
朱硯
硯々
旅硯
硯石
硯蓋
名硯
大硯
小硯
懐中硯
硯海
懸硯
硯水
料紙硯
硯机
...
“硯”のふりがなが多い著者
紫式部
吉川英治
中里介山
林不忘
樋口一葉
正岡子規
三遊亭円朝
柳宗悦
内田魯庵
島崎藤村