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すゞり
ふりがな文庫
“すゞり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
硯
93.1%
研
6.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
硯
(逆引き)
硯
(
すゞり
)
のやうにそぎ立つた山頂に、霧がまき始めた。ゆき子は、その山頂の霧の動きを見てゐるうちに、何とも云へない、悲しみを感じてゐた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
伯父樣
(
おぢさま
)
に
疵
(
きず
)
のつかぬやう、
我身
(
わがみ
)
が
頓死
(
とんし
)
する
法
(
はう
)
は
無
(
な
)
きかと
目
(
め
)
は
御新造
(
ごしんぞ
)
が
起居
(
たちゐ
)
にしたがひて、
心
(
こゝろ
)
はかけ
硯
(
すゞり
)
のもとにさまよひぬ。
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
すゞり(硯)の例文をもっと
(27作品)
見る
研
(逆引き)
阿波の殿様がそれを見て、自分の秘蔵の
研
(
すゞり
)
七枚までも出すから、取り替ては呉れまいかとの
談話
(
はなし
)
があつたが、鶴笑はなか/\
諾
(
うん
)
とは言はなかつた。
硯と殿様
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
阿波の殿様がそれを見て、自分の秘蔵の
研
(
すゞり
)
七枚までも出すから、取り替ては呉れまいかとの
談話
(
はなし
)
があつたが、鶴笑はなか/\
諾
(
うん
)
とは言はなかつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
すゞり(研)の例文をもっと
(2作品)
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