“頓死”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とんし96.2%
まぐ3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それともほかにわけがあったのかもしれない、幼ない彼にはわからなかったが、二人の姉はいなくなり、まもなく、父親も頓死とんしした。
枡落し (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
日本精神病学界の双璧といわれて居る狩尾博士が脳溢血で頓死とんしされなかったら、あのまゝ従前の活動状態に復帰されたかも知れぬ。
闘争 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
とき』は頓死まぐれてにぬとも
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
「時」は頓死まぐれて死にぬとも
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)