“急逝”の読み方と例文
読み方割合
きゅうせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
副大統領「はあ。——“本日午後十時、大統領は缶詰中毒かんづめちゅうどくのため急逝きゅうせいせられたり。次期大統領の改選あるまで、臨時に大統領の職権を行使する。以上”」
諜報中継局 (新字新仮名) / 海野十三(著)
松沢は八百石ばかりの寄合番頭ばんがしらで、長男が三年まえに急逝きゅうせいしたため、小三郎が養子にはいったのであった。
屏風はたたまれた (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
彼のこのたびの急逝きゅうせいは、彼の哀しい最後の抗議の詩であった。
織田君の死 (新字新仮名) / 太宰治(著)