“急須”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きゅうす67.6%
きふす21.6%
きうす5.4%
きびしょ2.7%
きゆうす2.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“急須”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 工芸 > 工芸16.7%
文学 > 英米文学 > 小説 物語3.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
たね子はやっとひとりになると、その日も長火鉢の前に坐り、急須きゅうすの湯飲みについであった、ぬるい番茶を飲むことにした。
たね子の憂鬱 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
風の音がひゅうと云う。竹が薬缶やかんを持って、急須きゅうすに湯を差しに来て、「上はすっかり晴れました」と云った。
独身 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「三輪の親分が、急須きふすに戻して、何處かへ持つて行きました。本草の學生にでも見せて、どんな毒を使つたか調べたいといふことで」
銭形平次捕物控:239 群盗 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
やがて妻君は茶器を運んで来たが、おづ/\と自分の前に坐つて、そして古くなつた九谷焼の急須きふすから、三十目くらゐの茶を汲んで出した。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
其時婆さんが漸く急須きうすに茶をれて持つて出た。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
以上の二種の土器どきは或る飮料ゐんれうをば飮み手の口にうつす時に用ゐし品の如くなれど、土瓶どびん或は急須きうすひとしく飮料をたくわへ置き且つ他の器にそそむ時に用ゐし品とおもはるる土噐も數種すうしゆり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
「どうした、おい、田代?」小倉は女中の運んで来た急須きびしょの茶をつぎながら「何をそう急にだまってしまったんだ?」
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
たゞさらるいあま見當みあたりませんが、はちつぼ土瓶どびん急須きゆうすのたぐひから香爐型こうろがたのものなどがあつて
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)