“取手”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
とりで45.8%
とって37.5%
とつて12.5%
とりて4.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“取手”を含む作品のジャンル比率
総記 > 団体 > 博物館100.0%
自然科学 > 動物学 > 鳥類33.3%
芸術・美術 > 工芸 > 工芸8.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
東京のあの街やこの街にも一人で住み、京都でも、茨城県の取手とりでという小さな町でも、小田原でも、一人で住んでいた。
日本文化私観 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
我孫子あびこから利根川をひとつ越すと、こゝはもう茨城県で、上野から五十六分しかかゝらぬのだが、取手とりでといふ町がある。
居酒屋の聖人 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
普通の年縄はただ張り渡すばかりだが、初山掛けに用いるものだけは、下げて行かれるように取手とってがつけてある。
それがどうやら、玉の中へはいる扉らしく、押せばガタガタ音はするのですけれど、取手とっても何もないために、ひらくことができません。
鏡地獄 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
それに複雜ふくざつかたち取手とつてや、みゝなどがついてをり
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
やつと灌木くわんぼくの高さしか無いひひらぎよ、僞善ぎぜんの尻を刺すのみ愛着あいぢやくきざたがね、鞭の手燭てしよく取手とつて
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
打ふるひぬ、つき上る苦敷くるしきおもひも涙も共に唯一息眼つぶりてのみ込ば、又盃は嫁に𢌞りぬきらりと取手とりてに光物靜夫が目に入し時、花笄の片々する/\とぬけて、かた袖仲人が取つくろふひまも無、盃臺のわきにみぢんとなりておもとの實は
うづみ火 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)