“とって”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
把手75.5%
取手18.9%
取着手1.9%
把柄1.9%
提手1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豊後玖珠地方のものは久留島武彦氏が図示してくれられた。ただしここのは関東とちがって、小枝の方を長くして把手にしている。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
讓の帽子を受けった婢が櫛形の盆に小さな二つのコップと、竹筒のような上の一方に口がつき一方に取手のついた壺を乗せて持って来た。
蟇の血 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
ややしばらくってから取着手もない時分になって
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
それがこの奇妙な紡錘体の把柄とでも云いたいような恰好をしているのであった。
小さな出来事 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
模様の蔓と葉が中世紀特有のしつこく武骨な絡みかたをしていて血でもにじみ出そうで色は黒かった。その時は有り合せの硝子皿に取りつけてあったがずしての皿の提手にすることもできた。
豆腐買い (新字新仮名) / 岡本かの子(著)