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櫛形
ふりがな文庫
“櫛形”の読み方と例文
読み方
割合
くしがた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くしがた
(逆引き)
櫛形
(
くしがた
)
の月が空にかかっていた。天福寺の本堂が影絵のように見え、風はないが海が近いので、空気に
汐
(
しお
)
の香がかなりつよく匂っていた。
あすなろう
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
始終の様子を、その物音の遠くになる果てまでを、殿上の“
櫛形
(
くしがた
)
の窓”のあたりで聞きすましていた女性がある。准后の
廉子
(
やすこ
)
であった。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
讓の帽子を受け
執
(
と
)
った婢が
櫛形
(
くしがた
)
の盆に小さな二つのコップと、竹筒のような上の一方に口がつき一方に
取手
(
とって
)
のついた壺を乗せて持って来た。
蟇の血
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
櫛形(くしがた)の例文をもっと
(10作品)
見る
櫛
漢検準1級
部首:⽊
19画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
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櫛形山
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