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くしがた
ふりがな文庫
“くしがた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
櫛形
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
櫛形
(逆引き)
なぜといえば、その都市の人々は必ずその川の流れに第三流の
櫛形
(
くしがた
)
鉄橋を架けてしかもその醜い鉄橋を彼らの得意なものの一つに数えていたからである。
松江印象記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
欄間
(
らんま
)
としても
櫛形
(
くしがた
)
よりも
角切
(
かくぎり
)
を択ぶ。しかしこの点において建築は独立な抽象的な模様よりはやや寛大である。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
夜になると曇るので気づかずにいたが、もう九日ぐらいだろうかと思われる上弦というより左弦ともいうべきかなり肥った
櫛形
(
くしがた
)
の月が、川向うの密生した木立の上二段ほどの所に昇っていた。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
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