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欄間
ふりがな文庫
“欄間”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
らんま
96.9%
らんかん
3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんま
(逆引き)
老母の覚書にもある通りの紙の名札が、高い
欄間
(
らんま
)
から並べて張ってあったが、それは店さきの畳からは、三間以上も奥の方だった。
旧聞日本橋:05 大丸呉服店
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
拜殿の
欄間
(
らんま
)
には、
土佐風
(
とさふう
)
に
畫
(
ゑが
)
いた三十六
歌仙
(
かせん
)
が行儀よく
懸
(
か
)
け
聯
(
つら
)
ねられ、板敷の
眞中
(
まんなか
)
には
圓座
(
ゑんざ
)
が一つ、古びたまゝに損じては居なかつた。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
欄間(らんま)の例文をもっと
(50作品+)
見る
らんかん
(逆引き)
そして、
沙流
(
さる
)
川にかかつた九十五間のおほ橋の
欄間
(
らんかん
)
には、驅け馬を切り拔いてある。
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
もう九時に近いらしく、廊下の
欄間
(
らんかん
)
から射し入る白い光が部屋のなかを流れてゐた。蛍に似た幽かな匂ひのする青蚊帳は、朝の自分の不調和な姿を羞ぢてゐるやうに力なく垂れてゐた。
水と砂
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
欄間(らんかん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“欄間”の意味
《名詞》
欄間(らんま)
天井と鴨居または長押との間に設置される格子や彫刻された板がある部分。
(出典:Wiktionary)
“欄間”の解説
欄間(らんま)は、日本の建築様式にみられる建具の一種。採光、通風、装飾といった目的のために天井と鴨居との間に設けられる開口部材をいう。なお、広義には「ランマ」と表記して洋室などに付けられる「回転ランマ」のように室内通気用部材(建具)をいうこともある。
(出典:Wikipedia)
欄
常用漢字
中学
部首:⽊
20画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“欄間”で始まる語句
欄間彫
欄間越
欄間細工
検索の候補
欄間彫
御欄間
欄間越
破欄間
欄間細工
“欄間”のふりがなが多い著者
上司小剣
吉川英治
淡島寒月
徳冨蘆花
夏目漱石
岩野泡鳴
中里介山
水野仙子
林不忘
三遊亭円朝