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らんかん
ふりがな文庫
“らんかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ランカン
語句
割合
欄干
91.7%
闌干
4.0%
欄杆
1.6%
欄間
1.2%
蘭館
0.8%
爛干
0.4%
蘭艦
0.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
欄干
(逆引き)
入口の
襖
(
ふすま
)
をあけて
椽
(
えん
)
へ出ると、
欄干
(
らんかん
)
が四角に曲って、方角から云えば海の見ゆべきはずの所に、中庭を
隔
(
へだ
)
てて、表二階の
一間
(
ひとま
)
がある。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
らんかん(欄干)の例文をもっと
(50作品+)
見る
闌干
(逆引き)
いわゆる黄昏の空はまだ太陽の光はどことなくとどめているのにはや
闌干
(
らんかん
)
たる宵の明星は光を放っているというような
俳句とはどんなものか
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
らんかん(闌干)の例文をもっと
(10作品)
見る
欄杆
(逆引き)
渡
(
わた
)
りは二十間あまり、橋の
広
(
ひろ
)
さは三尺にたらず、
欄杆
(
らんかん
)
はもとより作らず、橋を渡りて
対
(
むか
)
ひの岸に
藤綱
(
ふぢづな
)
を岸の大木にくゝし
下
(
さ
)
げてあり。
之
(
これ
)
に
縋
(
すが
)
りて岸にのぼるたよりとす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
らんかん(欄杆)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
欄間
(逆引き)
もう九時に近いらしく、廊下の
欄間
(
らんかん
)
から射し入る白い光が部屋のなかを流れてゐた。蛍に似た幽かな匂ひのする青蚊帳は、朝の自分の不調和な姿を羞ぢてゐるやうに力なく垂れてゐた。
水と砂
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
らんかん(欄間)の例文をもっと
(3作品)
見る
蘭館
(逆引き)
そこからは
落寞
(
らくばく
)
たる歓楽の
絃歌
(
げんか
)
が聞こえ、干からびた寂しい笑い声がにぎやかにもれて来る。——それは普通オランダ屋敷と呼ばれている「出島の
蘭館
(
らんかん
)
」である。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死――
(新字新仮名)
/
長与善郎
(著)
らんかん(蘭館)の例文をもっと
(2作品)
見る
爛干
(逆引き)
唯今
只
(
ただ
)
春日
爛干
(
らんかん
)
蝶も飛ばず
七百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
らんかん(爛干)の例文をもっと
(1作品)
見る
蘭艦
(逆引き)
英艦四隻、仏艦三隻、米艦一隻、
蘭艦
(
らんかん
)
一隻、都合九隻の艦隊が連合して横浜から兵庫に入港したのは、その年の九月十六日のことであった。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
らんかん(蘭艦)の例文をもっと
(1作品)
見る
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